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自己判断によるサービス提供・物損事故事例
2016年9月後半の事故事例です。
ヘルパーの自己判断と、介護保険サービス内容を深く理解できていなかったことから起こってしまった事故です。
【状況要旨】
生活支援でサービスに入っており、机とお花の掃除をしていて、お花の水を替えようとした際、洗面所にガラスの花瓶を置いた際に横に倒し、花瓶のふちが洗面所に当たり割れてしまった。
【原因分析】
重たい花瓶だったので、もっと慎重にするべきであった。
そもそも、お水の入れ替えは不必要なサービスで、サービス内容に無いことを自己判断で行なってしまった。
【結果】
花瓶は割れてしまい使えなくなった。
ご本人の大切な花瓶を割ってしまい嫌な思いをさせてしまった。
【今後の是正について】
ご利用者の物を扱う際は、もっと丁寧に扱うように注意する。
介護保険に適用されるサービスと、適用されないサービスをきちんと明確に認識する。
計画書・手順書にないサービスを頼まれたときは、ささいなことでも一度事業所にご相談してください。
また、どのようなものでも人によっての価値感が違ってきますので、割れ物でなくても大切に扱うよう心掛けてください。