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 ガスコンロの火での事故

  • 【状況要旨】 

    訪問介護員がスープをガスコンロで温めた際に焦げた臭いがした。コンロの周りを確認すると、火が近くに置いてあったフライパンの柄にあたり、柄が溶けてしまった。
    ご本人に謝罪。新しい物を用意しますと話をしたところ、「いいわよ、気にしなくて大丈夫、誰でもあるわよ」とのこと。
    ビニールテープで巻いておいたら、とのことで、グレーのビニールテープを溶けた部分に巻きつけ、ガスコンロの右端に置いて退室。

    【結果】

    ご家族から「大丈夫です、以前から不安定で買い換えようと思っていた。新しい物今度買っておきます」とのこと。事業所で弁償する旨を伝えたところ「大丈夫です」とのことでした。

    【原因分析】 

    火の回りが方付いているか、点火するときコンロの火が鍋からはみ出していないかの確認を怠った。
    早く温めようと大きめの火にしていなかったか?

    【今後の是正について】

    今回はフライパンの柄が溶けるだけで済みましたが、ひとつ間違えば火事につながるところでした。
    もしも柄が溶け落ちて火に入ったらたちまち火の手が上がり、手の付けられない事態になるやもしれません。
    今回は運よく小さな物損事故で済みましたが、火の取り扱いと台所の環境整備の徹底には細心の注意を払いましょう。